「自然に抱かれて生きていきたい」と気がつき、「素直に体もココロも満たされて暮らしたい」と思い続けてくらして来たら、ひとつ、またひとつと、出会いがあり、私たちの暮らしを助けてくれる製品が生まれました。
商売になるとか、ならないとか考えもせず、ともかく私にとってはピカピカ輝いて貴重な提案の一品一品に感動し、同じような気持ちで暮らしている人に「共感して欲しくて」、「使ってもらいたくて」、こうして並べて売り始めてしまったのが、ヤムヤムの原点です。
私たちの暮らしから生まれた製品たちは、当然の事ながら分野をとわず「ナチュラルライフ全般」です。商品の基準は「基本的である事と、本物であること」。「余計なものを添加せず安全で、人の知恵がいきていて、環境に負荷をかけないこと。出来るだけオーガニックであること」です。
現代の発想でパーフェクトに快適に用意された暮らしにストレスを感じる人、自然なものに変えたい人、食や体で気になる悩みがある人、家族の健康にココロ砕いている人に届いてほしいのです。
ヤムヤムの製品は『地球に抱かれていきたい』と思う各国の人が、試行錯誤し、願いをこめて作ったモノばかりです。生産者もユーザーも双方が、健康で自然のサイクルでライフスタイルを楽しめることが大切であるとした考え、環境保全型農業を軸に小ロットでのモノ作りをしていきたいと思います。
玄米に出会ったのは20代後半。「食べ物は究極、自由に生きていく為のパスポートだ」と書いてある不思議なマクロビオティックの本にであいました。
玄米中心の菜食をすれば体が変わり、体が変わればおのずと思いが変わり、心の中の心配事が消える、そうなれば、誰にも何にも依存せず自分らしく生きていける!というのです~。いわれてみれば当たり前のようにも思え、考えた事もなかった食の意味を突きつけられ、常に病人がいる家庭で育った私は、肩の力が抜けました。
そしてはじめて食べた玄米がこんなにおいしいなら、「やってみようか!」と急カーブを切って、だれも予想しなかった、大のグルメな、食いしん坊の私達が、ベジタリアンになってしまったのです。
そして、「どうせすぐ飽きるだろう」という大方の予想に大きく反し、なんと二十数年が過ぎていきました。
ある日、大根の煮物に一緒に入れる具がないかな~と乾物箱をかき混ぜている時、偶然手に取ったあわを一緒に煮たことから誕生した「あわ大根」!!
この瞬間から雑穀とのつきあいがはじまりました。
雑穀の食材としての可能性に魅せられた私は毎日考え続け、スイートにまで及ぶ、マクロビオテックをもとにした雑穀レシピをそれは沢山作り上げてしまいました。
デザイナーとして鉛筆を握っていた暮らしが、包丁になって「体と食の関係をデザインする仕事」に没頭し、「食材と等して自然と出会う」ことが、たのしくて、たのしくて、多くの時間をキッチンで過ごしてました。
イギリスにすんでいた頃、食が「人のココロを癒す」ということ、そして「人のココロを癒すとは自分のココロも癒す」というW効果に気が付き、今度はうれしくてうれしくて、週末ごとにいろんな理由を付けてホームパーティーをしました。
思い出に残るパーティーがいっぱいあり、どれもとびきりおいしい、楽しい人との出会いを経験しました。
帰国後はそれが仕事となり、「つぶつぶカフェ」のバックグランドである「未来食アトリエ風ケータリングチーム パーティーズ」を結成。料理クラスの皆さんの協力を得てマクロビォテックフードや雑穀メニューの大規模なパーティーもお引き受けできるようになり、あちこちのホテルのシェフと仕事をし、結婚式も任せていただきました。そして、「つぶつぶクッキング」、「雑穀つぶつぶスイート」、「無発酵の雑穀パン」、「醤油マジック」と、次々に本まで出来上がりました。
シンプルな食も好きですし、目が覚めるような晴れやかな食も私は大好き。
自然がバックグラウンドに付いた食事は、体もココロにもおいしいパワーをまき散らしてくれます。
今はタイの同じような気持ちで長年活動している人たちと、この地の食文化やハーブを学びつつ、マクロビィオテックを提案し実践しています。
食材調達に無理があり、日本で実現不可能な片手落ちのタイ料理でも、タイで不可能な日本料理でもないインターナショナルな『タイ+日本のマルロビィオテック家庭料理』をバンコクの自分のスタジオ「ガイア テーブル」で教えています。
大地の味はそれだけでおいしいと言うこと、料理は楽しいと言うこと、世界は広く色々な考えがあると言うことを、伝えていきたいと思います。
投稿者 ナチュラル生活通信 :2008年2月14日|